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2010.01.24

かけら(青山七恵)

100124

青山七恵/かけら(2009)

平易な文章だし、過激な転回もなければ、衝撃的な結末でもない。
ほんの些細なことばかりで物語は進んでいく。
でも見事。
ウィリアム・モリスの壁紙のような装丁と中身の文章。
とても柔らかで心地よい。
シンプルな比喩の表現と、巧みなストーリー。
「かけら」は、私と父の話。
「欅の部屋」は、僕と彼女と新しい彼女の話。
「山猫」は、私と従妹(栞ちゃん)と、旦那と義理従妹(栞ちゃん)の話。
どの作品もある意味期待を裏切られた。
でも、見事に嵌められた。
他では味わえない、柔らかな茫洋とした感動に包まれました。

国語の教科書の題材に使ったら良いと思う。
多分!

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