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2009.07.13

ヘヴン(川上 未映子)

090713

川上未映子/ヘヴン(2009)

至って、読みにくい大阪弁とは違って普通の文体。
そして長編。そして、ドラマチックに流れるリズム。

ロンパリで苛められっ子の「僕」、14歳。
同級生で苛められっ子のコジマ。ごわごわの毛で不潔で貧乏な女の子。
苛めっ子のひとり、百瀬。

コジマの論理や百瀬の論理に振り回されながら自殺まで考えた「僕」はやがて「ヘヴン」を見る。

なにかタブー的なある一線を超えちゃうんじゃないかと読者をはらはらさせながら、がつんとなにか硬質なものを無理矢理つかまされ強引に押し込められた。
そして、たった一つの「僕」の涙ですべてを終わらせちゃうところが凄い。

圧倒されました。感動しました。

推敲前の800枚の原稿も読みたいところですね。

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