« リバーズ・エッジ(岡崎京子) | トップページ | リージョン…?(Goldfrapp) »

2009.05.09

クラインの壺(岡嶋 二人)

090509

クラインの壺 (講談社文庫)
岡嶋 二人 (著) 2005

凄い本です。面白い。SFでミステリーで現代若者文化の象徴です。

「クラインの壺」ってネットで調べてみると色々おもしろいことが出てきます。
あのメビウスの輪の立体盤ですね。

本書ではゲーム作家志望の青年の処女作が採用される事に。
そのプロジェクトがバーチャルリアリティーシステムの「クライン2」。
そしてそのモニターを引き受ける。
そのカプセルに素っ裸で入ると全ての感覚がシュミレートされる。現実と全く区別できない。
RPGゲームを実体験のように味わえる。
それを一日3回、何日も繰り返し、繰り返し。

ふと、アレっと。
昨日駅での待ち合わせ。
あれは現実?ゲームの続き?
そういえばポケットにあったものが、さっきはなかったのに、今はある?
とか。
まさしくバーチャルとリアリティーがごっちゃに。

ストーリーは意外なあっと言う展開に。
そして衝撃のエンディング。

現実とは何なんだ?
現実認識とは何なんだ?

今の日本のゲーマ世代。
こういう状態になっているよね。
「クライン2」なしで。

てね!

|

« リバーズ・エッジ(岡崎京子) | トップページ | リージョン…?(Goldfrapp) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5108/44947298

この記事へのトラックバック一覧です: クラインの壺(岡嶋 二人):

« リバーズ・エッジ(岡崎京子) | トップページ | リージョン…?(Goldfrapp) »