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2009.05.02

歴史の歴史(杉本博司展)

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今、大阪の国立国際美術館で開催されているので見に行ってきたんでけど、あの有名な海景シリーズが「U2」の新作のアルバムジャケットに採用されましたね。今、ブレイクの旬ですね。「ボーデン湖 ウッドヴィル」ですか。先の投稿に関連する「カリブ海 ジャマイカ」なんかが有名ですか?それで今回の展覧会では、数10メールの幅の円弧上の壁の凹部に9点の海景が展示されていました。1.5mぐらいの大きな写真が規則的に。展示場は真っ暗。そこに浮かび上がる9枚の写真。全て同じ構図。丁度真ん中に水平線があり、海または湖と空だけ。海は全て凪ぎ。全ての波紋は深くて尊くて神秘的。それぞれが違う表情。地に足がつかなくなり吸い込まれそう。近づくも近づくも遠い。離れるばかり。とてつもなく広い。ちっぽけな自分の存在なんて、あっというまに水平線の彼方に消え去り、無になっちゃいます。それぞれの凪の波紋を間近で見るとはっきりと、そしてボヤケ波打ち、息も絶え絶え。はぁ〜。

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会場は真っ暗だし、迷路のようだし、油断すると「海景」コーナーは見過ごしちゃいます。

あと、有名建築シリーズもあるジャン。
安藤忠雄。ル・コルビジェ。フランク・ロイド・ライト。

しまった!安藤忠雄さんとの企画対談もあったんだ!

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それから今回は展示されていなかったけど、有名な作品で「映画劇場」シリーズがあるじゃん。
その中の1点。
ゴチック建築の映画館。客席にはたった一人の女性の観客の後ろ姿が(この画像は、ネットで探しても見つからんかった…)。
画面のイメージはベルベットの臙脂色。(でも本当は白黒写真ですよね。)
そして、彼女の名前はイザベルユペール。

若い頃の可憐な彼女。
フランス映画でイザベルアジャーニが主演の「パッション」(かな?)で共演していた可憐な彼女。アジャーニのじゃじゃ馬ぶりに見事に対比した可憐さは魅力的でした(でも私は、本当はじゃじゃ馬が好きなんだけど…)。

確か、フランス映画で「緑の地平線」というマイナーな映画があったよな。
良かったよな。また見たいな。DVDとか出てない?

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