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2009.02.11

青い鳥(萩尾望都)

090211

青い鳥(ブルーバード) (PFコミックス)
萩尾 望都 (著) 1991年

相変わらず、心理学的な側面のある作品をいろいろ読んでいますが。

萩尾望都さんのクラシックバレエ&AC関連、癒しシリーズのひとつです。
中国系ダンサーのヤンと、白人ダンサーのアシュアの話。
ヤンは、彼が見たアシュアの舞台の「青い鳥」が忘れられずダンサーになった。
現実をうまく捉えられないヤンは、まわりの本当に生きている人々との距離感がうまくとれず、本人もまわりにも混乱を引きおこす。アシュアに依存している状態は最後に明かされます。

アシュアの彼女であるチャーミアンの、自殺未遂後の言葉も象徴的です。
誰からも必要とされないのが嫌なの。必要だと思われたいのよ、と。

ヤンが去って、アシュアのつぶやき。
誰も、誰かの青い鳥にはなれない。

舞台の上にだけ永遠が住む。
ヤンは青い海を越えて飛んでいった、と。

青い鳥症候群です!
今の自分は本当の自分ではない。
いつまでも夢を求めて、理想を求めて…

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