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2008.10.20

ちくろでお願いします(西原理恵子)

西原理恵子 トーク、サイン会
2008年10月19日
タワーレコード梅田NU茶屋町店6Fイベントスペース

今晩送る仕事データ、明日でも良いですよね?
ちょっと、緊張が途切れたから、ね。

「ちくろでお願いします。」
「え〜。覚えてるかな〜、こんなん?」
「もう、ばっちりです!」

凄い人数なのに、一人一人あんなに丁寧にマンガを書いてくれたら
もう、後は何も言えません。我がまま言ってすいませんでした。

詳しくは、そのうち…

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これは、アップしても良いかな?

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2008.10.18

はれた日は学校をやすんで(西原理恵子)

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はれた日は学校をやすんで (アクションコミックス)
西原 理恵子 (著) 1995

初期の作品集です。
これかって、もう、とても良かったです。
思春期のデリケートな女の子の気持ち。
小さい頃の男の子や女の子の気持ち。
学校のこと。ペットのこと。友達のこと。
そして、現在のサイバラさんのこと。
等々。

なんか、とても自身の小さい頃の寂しい思い出。
悲しい思い出。みんなの思い出を一身に背負って書かれたような。
すっごく良いです。
(特に私は、ペットの、犬の話なんかは弱くて。ぼろぼろになってしまいます。)

みんなの、それぞれの「はれた日は学校をやすんで」(の所収)物語が出来ちゃいそうです。

そして、ナイーブにひっそりと書かれていることは、学校の問題。
社会の問題。
あの子もこの子も、歪んだ教育システムの中で、必死に我慢してやっていってる、ということ。

そんなこんなでサイバラさんのコミックを読んで頭から離れなくなった言葉。
最近、一日中、唱えています。












































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クン、クン、クン。
ゲロ、ゲロ、ゲロ〜。
orz

P.S.
最近、読書ばかりで仕事をさぼりまくりです。
金ありません!
これから2週間ほど連日連夜仕事します。
ので暫く投稿を休みます…

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2008.10.17

石の原野(トーベ・ヤンソン)

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石の原野 (トーベ・ヤンソン・コレクション)
トーベ ヤンソン (著), Tove Jansson (著), 冨原 眞弓 (訳) 1984

ムーミンでお馴染みの彼女の中編小説です。

貧相な小男ヨナス。辣腕で名を馳せた新聞記者。だが、たかが一介の新聞記者。
それに対しYは堂々たる体躯の新聞王の名声をほしいままにした希代の成功者。
退職したヨナスはYの自伝を書くために「石の原野」に滞留する。二人の娘の世話を受けながら。
Yの義憤に満ちた闇をエゴを暴くために。
しかし、それは薄やみに沈むネガティヴな自分自身を投影したもの。
自身の内への闇を暴くばかり。

ヨナスは仕事一辺倒で家族を顧みることもしなく、なにも知らなかった。
別れた妻がどんな思いでいたか、娘達が何を考え、どういう生活をしているか。
娘がどんな仕事をしているのかさえも。

エンディング間近の嵐の夜、娘マリアとの諍い。マリア爆発。
圧巻でした。
初めてこのとき、父は初めて、やっと本当に自分に直面する。

辛辣な言葉を武器に、ごまかしで固めた自分自身に。
彼は石の原野に全ての原稿を埋めてしまう。
娘には手紙を認めたが、書けたのは—愛するマリアへ—だけ。
「ありがとう」…


象徴的な石の原野。片付けられていない森。フィンランド風のサウナ。
鱈の、雷鳴伴う嵐の海。フィンランドの自然。

そして、最後にヨナスは癒される。たぶん…

ほんの100ページもないほどの中編小説。

いままでこんな文章に出会ったことがない、というほどの、なんか凄いもの。
簡潔だけど、とんでもなく深い。
だから1回読んだほどでは、まったく分かっていません。
なんか凄い。所収している短編2編も間接的に繋がりのある話しなので読んでおくべき。

こんな、凄い文章を書くトーベさんに俄然興味あり。
ムーミンもアニメしか知らないけど。

とにかく、なんか凄いです。

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2008.10.14

ちくろ幼稚園(西原理恵子)

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ちくろ幼稚園 (Young Sunday comics)
ちくろ幼稚園 (続) (Young Sunday comics)
ちくろ幼稚園 (さいご) (Young Sunday comics)
西原 理恵子 (著) 1991、1994、1995

最初の数ページは絵本風で、主人公のりえちゃんのカットばかりで、話しの内容もおじいちゃんの葬式のようだし、また御涙頂戴もの、と思ったら。

いじめ、いたずら大パレード。おにいちゃんのいじめ。でも全然こたえません。
同じ園児の、りえちゃんに片思いの中川くんの弟、まだ乳児の「おとうとくん」に対するりえちゃんのいじめ。
でも、おとうとくんは、りえちゃんが大好き。あらゆるいじめや虐待にあい、三途の川辺りまで行きますが、こたえません。
それに下ネタ満載。りえちゃん、どこでも○んこ。ネタにこまると○んこ。

ちくろ幼稚園(続)も中盤になると、もっと強烈なキャラクターが仲間入りする。
関西弁の園児しほちゃん。妙に大人びた話し振りで。
人生の何たるか、女の道の何たるかをりえちゃんに教えてくれます。

そして、いたずら、一緒におとうとくんを虐待。
ますます、もうほとんど下ネタ、エッチネタ。
話しは限りなくエスカレート。

忘れた頃に、ほんのちょっとだけ、暖かい話。
みんな愛情溢れる素晴らしい人物ばかりです。

かな?

おまけのページもぶっとび。
2ページぶっちぎり本人入浴シーン。
おひな様に変身。
生ゴミに変身。
ペンギンのかぶり物。

しほちゃんサバイバルすごろく。
魔法の白いくすりをさばいてお金持ちになろう!!
「血管の中に小さい虫がたくさんいる。3回休み。」
「女の秘技を教えてもらう。2こま進む。」
とか

ぬりえの付録は、こんじょうやきと、ぼこ。

人生の何たるかを教えてもらい、本当にためになりました。

かな?

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2008.10.13

ポコポコポコ(Poco)

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Poco / Legend (1978)

みんな、それぞれ名だたるバンドに行って、残されたポールとラスティが中心になった7枚目。
凄ーくいいです。なんか。

なんかいろいろ書くのは面倒だから書きませんけど、も~ういいです。

1曲目でぶっ飛んで、ラストの4曲の流れも感動だし、その前の曲もいいし。
だから全部。

なんか、今リバイバルで取り上げたら、すごいヒットしそうだけどね。

だからすごくいいです。

今日、前作、前々作と聴いて、3枚目だからポコポコポコ!

全然友達のいないマイスペースで試聴してね!
今のライブの音源だから!
http://www.myspace.com/officialpoco

horse

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2008.10.12

ゆんぼくん(西原理恵子)

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ゆんぼくん (1) 〜 (5)(ばんぶーこみっくす)
西原 理恵子 (著) 1990〜1997

相変わらずのサイバラさんの叙情派路線のコミックです。

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母子家庭で貧乏。
母と一人息子の子育てマンガです。
自分は可愛がれなかった母。溺愛しながらも突き放すことも忘れずに。
いたずら好きで、時には我がままな母。
感受性の強い、優しい息子ゆんぼくん。
同い年の友達同士との共感と友情の物語でもある。
唯一の息子、只一つの希望である息子を育て、いつかは子供から自立しなければいけない。
自分自身を叱咤激励する母親の子離れ物語。

1〜4巻までは、そんな日常がつらつらと。
暖かい触れ合いや愛情、でもなんだか寂しくて。
3巻のゆんぼの初恋物語なんかとても良かったですね。

ある日、突然引っ越して来た。
村の外れの、とても人が住めるような状態じゃない小屋に。
父と娘と小さな男の子。
そして、あっと云う間に引っ越してしまう。

この場面凄くいいです。

(以下、ちょっとネタバレ!)

5巻目は急展開。
ゆうぼはどんどん大きくなって反抗期や、数回の家出や。
悩み多き思春期。自分探しで悩み、ぐれて、暴れて、母ちゃんと大げんか。
母ちゃん、ゆんぼを、包丁で、刺します。
プチッと!
そして、最後の家出でゆんぼは数年間どん底の暮らし。辛い日々を過ごしています。

また、エンディングも良かったです。
最後の6ページ。
ゆうぼも母ちゃんも出てきません。
出てくるのは年上の彼女とその子供。
山のかたち。

川の水。

ゆんぼの足。
遠くに見えるは育った家。
明かりがついて湯気が出てる。

毎度、毎度、感動しました。

P.S.
画像は表紙や裏表紙からトリミングしたものです。

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2008.10.11

アカシアの道(近藤ようこ)

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アカシアの道 (コミック)
近藤 ようこ (著) 1996

大学に入学と同時に家を出、8年間ほぼ絶縁状態だった母と娘の美佐子。親一人、子一人の母子家庭。
そんなある日、美佐子のもとへ叔母が訪ねて来て、母がアルツハイマー型痴呆症になっていると告げられる。
美佐子は家に帰ることを決意する。
それからは日々苦悩。とても暗い雰囲気。いろんなことが起こりどんどん落ち込んで行く。
そして、精神的に追いつめられ、絶望し、とうとう最悪の事態に…

でも間際で見知らぬ青年に助けられる。
その青年は、いつぞや母が徘徊していた時に、家まで送ってくれた青年だった。

彼も父のことで精神的に追いつめられた過去を持ち、ある事件を起したことがきっかけで生きる希望をなくしていた。

二人はお互いの悩みを打ち明け、ほんの少しずつ希望を見いだして、前向きになっていく、と云う話。

作者は、後書きでこんなことを言っています。
「子供の頃に親に虐待された人は、親が老い衰えたとき、親にどう接するだろうか」
と云うテーマにもとに書かれたそう。

つまり、表向きは老人問題なのですが、実は子供に対する虐待の話です。
話しの中で、たんたんと子供時代のことが描かれています。
おもに精神的な虐待。どこにでもあるようなほんの些細なことが詰みかさって、それが子供に凄い痛みを与えることが淡々と。
つい最近まで子育て本では是とされていたが、最新の勇気ある!子育て本では非とされていること、そんな些細なことです。

美佐子は、やはり虐待の影響で、家を出てからもぎこちない生き方をしていたが表現されています。
終盤彼女は、痴呆症の母に接しながら、時にはかの青年と近況を語り合ったりしながら、また少しずついろんな人と接しながら、少しずつ少しずつ救われて行く。
一コマ、一コマ。
一言一言。
ゆっくりと噛み締めながら読みました。

P.S.
画像は、この本の表紙に「ニセアカシア」の画像を合成したものです。

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2008.10.08

北緯49度の賛歌(k.d. lang)

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k.d. lang / Hymns Of The 49th Parallel (2004)

北緯49度はアメリカとカナダの国境線のこと。
カナダのアーティストである、Joni Mitchell, Leonard Cohen, Neil Young, Jane Siberry, Ron Sexsmith, and Bruce Cockburn らの曲を集めたソングブック。

彼ら、彼女ら…
過度に商業主義に陥ることなく、自己に誠実なアーティスト達。
慎ましさに溢れ、心の内や物事を見つめの目の確かさ、深さ、誠実さ。
背景にあるのは、厳しくも美しい北国の広大な自然。

ドラムレスで繊細なアコースティックギターやピアノやストリングス。
誠実かつほんのちょっぴり感情を吐露した歌唱。

良いですな。

「After The Gold Rush」ですよ。ヤングの。
この曲といったら Valerie Carter のカバーが、もう、死ぬほど好きですけど、それにも劣らず。
太い声でしっかり歌う lang も魅力的です。

と、全曲書きたいけど大変なので!

でも、

「Bird On A Wire」ですよね。コーエンの。
アレンジといい、歌唱といい感動的です。

それと最後の「Love Is Everything」ですよ。
何年か前に書いたの Jane Siberry 曲。
丁度紹介したアルバムに入っていて、 lang がゲストで歌っていたんですね。

極度に感傷的にならず、ちょっと突き放した歌い方が、逆にリリカル。

何年も聴いていたけど、今、一番良い感じ…

P.S.
アルバムジャケットに、勝手に、太陽と光輪を付け足しました。
ご免なさい…

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2008.10.07

真夜中の相棒(テリー・ホワイト)

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真夜中の相棒
テリー・ホワイト (著), 小菅 正夫 1983

天使のように人を殺めるジョニーとその相棒、マック、そして追う刑事サイモンの物語。
本編は3部構成になっています。

1部はジョニーとマックの出会いから現在まで。
ベトナムの戦地で出会います。帰国してからは身寄りのない二人は、一緒に暮らし始めます。
ジョニーは自閉症で少し知恵の遅れた金髪の綺麗な美青年、愛読書はテレビガイド。
テレビを見て、たまに西部劇の映画を見に行き、アイスクリームを食べること。それと拳銃の腕前が凄いこと、それだけ。
中年マックは、賭博場へポーカーをしに行き、女を抱くだけ。それだけの破滅型。
やがてマックに言われるままに、ジョニーはにっこりと(マックに従順に、嫌われないために)人を殺し、殺し屋家業を始めます。
二人して、強烈な共依存関係。特にマックの救われない共依存。こいつには俺が必要なんだ、と。

2部はバカな刑事、サイモンが主人公。
ジョニーが殺すのは暗黒街のボスのような人物ばかり。
その中の一人を殺したとき、潜入捜査をしていた刑事、サイモンの相棒を殺していたんです。
全く手がかりはないのにも関わらずサイモンは捜査に没頭します。
その捜査の異常さは常軌を逸したもの。やがて警察は首になり、家族からも家を追い出されます。
でも狂気の捜査が実って、二人の手がかりをつかみます。

3部はとうとう犯人と出会うサイモン。
そして、結末。
意表をつく衝撃的な結末です。

ばかなマック。
もっとバカなサイモン。
可哀想なジョニー。

こいつには俺が必要なんだ…、と(by サイモン)。

この作家は女性だと、読んだあとから知って、びっくり。

粗野で荒っぽい男性の内面描写に多くのページが割かれていて精細、とても面白かったですね。
思い返してみると、その描写は、細やかな神経が行き届いていて、リアリティーに溢れている。
すさんだ世界を鷹揚に包み込んだその描写は、血生臭くない透明感は、女性の目だからこそ、とも思えて来ます。

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2008.10.05

ピアニスト(SOIL&"PIMP" SESSIONS)

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SOIL&"PIMP" SESSIONS / PIMP OF THE YEAR (2006)

爆音ジャズバンドです。若気の至り的パンク精神溢れるジャズです。
新作以外は全部聴いたのですが、凄いシンパシーしました。ぶっ飛びました。
数年前に1枚だけ聴いていたのですが、今聴き直すともう凄い。
勿論リズムが強力で、ブラスセクションが凄いのですが、ピアノのプレイに共感。
凄いダサイ所もあるのですが、それを恥ずかしげもなくごり押し。それが強烈な個性となって格好良いです。
最初、どのフレーズが忘れたけど、あ、これ、ジムノペディのピアニストと同じ、と思いました。
もちろんジムノペディはジャズ風ポップスバンドだし、あくまでボーカルのサポートがほとんどなんですが。
力強いタッチでださいフレーズのごり押し加減がそっくり、に感じました。

そして、このアルバムでは、その強烈ゴリゴリださプレイとともに、とてもリリカルなピアノプレイも聴けます。

格好良い。

ライブ見たい。

大阪は、11/27。
POLYSICSのライブにゲスト!
全然スタイル違うんですけど面白そう。

でも、行けません。
その日は、プリシラッ・ア〜〜〜〜ンですよ!

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2008.10.04

いけちゃんとぼく(西原理恵子)

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いけちゃんとぼく
西原 理恵子 (著) 2006

サイバラさんの B5サイズ大の綺麗な絵本です。
2007年にテレビ番組で最も泣ける本の第1位になったらしい。
ほんとは事前には情報を持たないで読むつもりだったけど、その情報だけ見てしまいました。
めちゃめちゃ期待してしまうじゃん!

学校に行き始めたばかりぐらいのぼくが主人公。
その相棒はいけちゃん。いけちゃんは得体の知れない何か。
おたまじゃくしのような、おばけのような。
画面に出てくるのは、ほとんど二人だけ。そんな二人の触れ合いの物語。

それに、この話、ある意味老人問題本ですね…
(詳しく言ってしまうとネタばらし…)

いけちゃんは「ぼく」の過去も未来も知っているみたいで、一緒に遊んでくれて、またいろんなことを教えて、指導してくれる。
悪いことをしたら、止めなさいとか言って頭を丸ごと齧られる。もっと悪いことしたら、顔ごと齧られる。

いけちゃんの言葉は教訓的で、愛だの哀愁を感じさせるもので、綺麗なカラーの風景も心情によって変わる。
いけちゃん自身も、ピンクや紫や青や赤やオレンジに変わる。おまけに小さくなったり、大きなったり、うじゃうじゃ増えたり。
いけちゃんが落ち込んだり、困っている時は、大好きと言ってあげる。

「ぼく」もすっかり大人びてきて、男の子が終わった時、いけちゃんはお別れの時が近づいたことを悟る。
「ぼく」が生まれた時から今までのことが走馬灯のように蘇る。

さよなら。

こういう風に叙情的で愛に溢れた作品は、ホノボノと淡々として終わるんだよなぁ〜
ギャグも交えて可笑しい所や、いじめいじめられのエピソード。
お父さんの葬式のエピソードなんかサイバラさんらしい書き方でほろっと来るし。
その後、よくわからないけどお母さんも死んだの?
妹は?
それにいけちゃんの独り語り。
綺麗な景色をバックに語っていて、詩的でとても愛情溢れるものだし。
全編に流れる澄み切った空気、霞んだ遠くの風景良かったな。でももう、さらっとエンディングか、と思った。

でも

さよなら、って書いてあったページの、次をめくると一転。
1ページを全面使ったカットはセピア色。




あ、と思って読めた。今までも、このページの意味も、次のページも。
全てを悟って、あ。あぅ。あぅ。あぅ。
グテングテン、ボロボロ、グチャグチャ…
になった。

もちろん人前でなんか読めないし。
暫く、出先とかで思い出したら、どうしましょ!

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2008.10.03

雄叫び、雌叫び(Delaney & Bonnie)

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Delaney & Bonnie / To Bonnie From Delaney (1970)

ソウルフルな女性ボーカルファンとしては、これも欠かせませんな。
Bonnie Bramlett

デラニーもボニーもはじけまくり。

3曲目「Lay Down My Burden」はボニーの掠れたパワフルな熱唱が聴きもの。サザンソウル風のスタイルからゴスペルフレイバーをふんだんに盛り込んだプレイと展開が格好良い。エンディングに近づくとボニーとゴスペルコーラス隊のコール&レスポンスが大盛り上がり。もう、ハァ、ハァ、ハァ〜

4曲面「Medley:Come On In My Kitchen/Mama he Treats Your Daugter Mean/Going Down The Road Feelin’ Bad」は古いブルースとゴスペルのメドレー。これまたボニーのしわがれ具合、きばり具合がドキドキ、打って変わってデラニーの歌も気持ち良い。そして、バックはデュアンオールマンのドブロによるスライドギターとタンバリンのみ。デュアンのソロがイナタクも痺れ、痺れ。

5曲面「The Love Of My Man」もボニーのソウルフルな熱唱。このマスルショールズ風の3連バラッドの上で粘っこく、下品な雌叫び!最高です。このアルバムで一番の激唱。

キングカーティスのサックスブロウ。
いたるところにデュアンのエレキでのスライドギター。
臭くて、臭くて(後5回臭くて)笑っちゃいます。格好良いです。

後、一番笑えるのは「Miss Ann」でのブギウギピアノ。
昔、教則本に載っていたようなブギウギパターン。
途中、走ってるし、臭くて、臭くて(後5回臭くて)大笑い。
誰かと思ったら、ゲストで本家本元のリトルリチャードでした。
カッコイイ!!

そして、最後の2曲。
「Let Me Be Your Man」、「Free The People」
これぞ、ソウルバラッド。
これぞ、ちょっと淋しげでドラマチックなゴスペルソング。

そんな訳でめっちゃ臭いけど、めっちゃ格好良くて痺れました。

ボニーのソロ、最新作(2008)、これも良さげ。

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2008.10.02

ROCK ALBUM (iLL)

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iLL / ROCK ALBUM (2008)

これはですね、結構、2ヶ月ほど夢中になっているアルバムです。
なにせ1曲目の「Cosmic Star」が好きです。
高音のギターリフが最初から最後まで延々と鳴り続けます。
下には重いビート。延々と。
そして、ナカコーの繰り返される単調な歌。
綿々と単調に流れる音が、ゾクゾクと酩酊感を染み込ませ、どんどん酔いしれて、なんだか溜まらんのです。

派手な1曲目が終わると、いろんな曲が連なりますが内証的なものが多くて。
内へ内へと。深く深く。壁のない空間。底なしの暗闇。

リアルなギターカッティング。重いビート。
対比して、空関〜系のエフェクト。シーケンサー的リズム。

最後の曲「Space Rock」ではそんなのがごっちゃっと煮詰まって、シューゲイザー的な音づくりで、何もかも混沌となって。取り込まれます。
ぐぁ〜〜〜〜〜〜と。scissors

変体的に気持ちいいです。

偶然、春頃、このアルバム発売以前の音をライブで聴きましたが、良かった。

また、彼らのライブにこの音を体験しに行こうかな…

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2008.10.01

戦場カメラマンの唄(鴨志田穣・西原理恵子)

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鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション 戦場カメラマンの唄
シアターブルック, 大工原享, おおはた雄一 , SOI 2008

サイバラさん関連はこれからじゃんじゃん取り上げることになりそうですが、これは1週間前に発売されたばかりのCDブックです。

中心になっているのは鴨志田氏の5編の詩。彼の戦場カメラマンとして見聞き体験したこと、西原さんとの出会いから現在までのこと、家族への愛の表現。
そんなのが全て網羅されています。

そして、その詩に触発されて出来た5曲。ロックンロールからインストからフォークまで。

戦場での写真は子供の笑顔ばかりが出てくるような。

関係者の贈る言葉の数々。

西原さんの漫画は二人の子供を描いたもの。さすが、この両親の子供、遺伝子を引き継いでいることがよくわかります。

特別おまけに、スペシャルトーク&サイン会参加券。

行ってきます〜

これからじゃんじゃん出てくるのでさらっと、書き渋り…bleah

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