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2008.09.24

ぼくんち-1(西原理恵子)

080924

ぼくんち―スピリッツとりあたまコミックス (1) (スピリッツとりあたまコミックス)
西原 理恵子 (著) 1996

只々唖然、とするほど強烈で凄いですよね。

山と海しかない静かで貧乏な人々の暮らす町、その一番貧乏なはしっこに住む二太の物語。
貧乏だけど人に優しい、バカだけど洞察力に富んだ人々。
ネガティヴなことばかりだけど、ポジティヴに生きる人々。
そんなポジティヴさは風景に表現される。山や海のカラーがとても綺麗で染み渡ります。
んな訳で、是非ともカラー板を見るべき。

3年前に二太と一太の元から買い物に行った、かあちゃんが、おねえちゃん(神子)を連れて帰ってくる。
フツー3年も家出したら、妹か弟こさえて帰ってくるもんやろ!
逆や。
おかあちゃんは、おねえちゃんの家を家出してたの。

またすぐにおかあちゃんは、家出。
2ヶ月後に帰って来たと思ったら、次の日家出。
家の権利書を持って。

でも神子ねえちゃんが母親変わり。
家事して、ピンサロで働いて養ってくれます。

何何何、ピンサロってなーに。

禁止用語連発

二太、ええかあ、泣いたら世間がやさしゅうしてくれるかあっ。
泣いたらハラがふくれるかあ。
泣いてるヒマがあったら、笑ええっ!!
ボコッ、ボコッ、ボコッ。

いつもにこやか神子ねいちゃん。

二太のおさななじみのさおりちゃん。
酒乱で薬中で定職なしで虐待するおとうちゃんと二人暮らし。
ニコニコしながら、
おとうちゃん、はよ死んだらええのになあ。
死んだら死んだ人のこと。悪うにゆう人はおらんからな。
愛憎入り乱れる!

こういちくんのおねえさんは、暴力ホテトル嬢。
かあちゃんも似たような現役嬢。

鉄くずを売って生計を立てている鉄じい。
とろ箱をかき集めて貸す仕事をしているとろちゃん。
4年にいっぺんくらいしかシャバに出てこないオリンピックの安藤くん。

全て2ページ完結の全38話でした。

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コメント

先日はどうも失礼をば、、(最近失礼続きのようなwobbly)
でだ、今日地元の本屋にヤボヨウの本探しに行ったら偶然「ぼくんち」(1冊完全本)が目に入って来ました。「これか~!」って感じで。
話せば長くなるのですが、院の師の家に2年前ほど様子を伺いに行った時、いつもの如く奥様(=こちらは言語学者)も御一緒下さって。話しは、つげ義春から、この西原さんへ。。
奥様が「本当に田舎の、自分の家にやっと帰って来たという感じが素晴らしくて」と話されていて、「そりゃなんじゃ?読んでねーぞ!」という感じで、ずっと探していたのでした。
なので、モコ氏のブログ開いた時、びっくらこいたわけでした。
余談ですが、おおはたNEW CD販売促進パンフレットに西原さんが、推薦絵を描いていました。何の繋がりだったっけ??映画だったけな~?

投稿: porkin | 2008.09.26 00:39

どうも、いつもありがとうございますです。
つげ義春から、この西原さんへ、って話、とても興味がありますね。また、お願いします。

そうそう、おおはさんの時、会場で貰ったパンフに描いてましたね。ここ最近、毎日、西原さんを読んでいたのでびっくりしました。何の繋がりかまだ調べていません。

次はりえぞお(西原 理恵子)のインストア行きますよ!happy01

投稿: mokomaki | 2008.09.27 01:02

porkinさん。おおはたとの繋がりの一端が分かりました。

今度の西原理恵子さんのインストアイベント。
CD BOOK「鴨志田穣・西原理恵子ラストコラボレーション~戦場カメラマンの唄」の発売記念のイベントですけど、そのCDの中でおおはたさんが曲を提供して歌っています。scissors

投稿: mokomaki | 2008.09.27 01:16

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