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2007.01.15

無宿 (Meiko Kaji)

この映画を見ました。

070115_0 無宿/斉藤耕一、青山八郎(1974)

高倉健、勝新太郎、梶芽衣子の主演です。
メチャクチャ良かったです。
二人に芽生える友情。
切ない、心模様。
美しい風景。
雰囲気たっぷりの斉藤耕一監督の映像。
そして、儚くも美しい青山八郎さんの音楽。

海辺の掘建て小屋で暮らす、3人。
海の底からバルチック艦隊のお宝を探しています。
さきえ(梶さん)が言います。
「抱いても良いんよ…」と。

もちろんエンディングは突然の悲劇で終わります。

なんだか、勝新が大好きになりました。

勝新に連れ出された、さきえは、置屋にいる女郎でした。
自分の出生の事を知らず、身よりもない。
外の世界の事はなんにも知らなくて、なんにも出来なくて、弱々しくて、馬鹿で…
夢は、海を見る事。自分は海辺で生まれたような気がするから。
そんな、さきえを見事に、梶さんは演じきっていました。


070115

上の写真は、海を初めて見た時のものです。感激のあまり、さきえは涙します。

寂しげな弦楽奏で奏でられるこの曲、もう、なんというか…

我は海の子白浪の
さわぐいそべの松原に、
煙たなびくとまやこそ
我がなつかしき住家なれ。

生れてしおに浴して
浪を子守の歌と聞き、
千里寄せくる海の気を
吸いてわらべとなりにけり。

高く鼻つくいその香に
不断の花のかおりあり。
なぎさの松に吹く風を
いみじき楽と我は聞く。

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