ゴタン、ゴタン、ゴタン(Gotan Project)
(書きたいCDが山ほどあるので寸借を惜しんでバンバン!)
タンゴ、タンゴ、タンゴ、タンゴタン、ゴタン、ゴタン、ゴタン…
Gotan Project / La Revancha Del Tango (2001)
世紀末の1999年にフランスで生まれた、ハイセンスなおっちゃん3人組のプロジェクト。
タンゴエレクトロニカ!
あくまでもクールに奏でるビート。あくまでもシンプルに。難解な思想な重々しい伝統なんて糞食らえ!もちろん主旋律はバンドネオン。物悲しいバンドネオンのため息にひとたび浸れば、ポカ地区のカミニートに幽体離脱。場末の自宅でボジョレーヌーボーを浴びる早冬の日々!
主催者のフィリップ・ソーエン・コラールは音楽プロデューサー。ラースフォントリアーとも仕事をしています(ダンサーインザダークかな?)。
もちろんピアソラ等の曲を混ぜつつ、オリジナル曲で迫ります。「Chunga's Revenge」と云う曲が格好良いな、と思ったら、なんと、Frank Zappaの曲(原曲は知らないけど)。
インスト曲。女性ボーカルの曲。ラップが入った曲。どれもこれも抜群!
大好きな曲「ラストタンゴインパリ」も良いですね。
オフィシャルサイト(http://www.gotanproject.com/)やユーチューブで拾った映像、どれもこれも、お洒落じゃあ〜りませんか!
ユーチューブで拾った「El Mio Tango」という映像(タンゴの映像の名場面集みたいな感じ)。
なんと「MOULIN ROUGE」のロクサーヌのタンゴバージョンの映像じゃあ〜りませんか!
「Diferente」の映像も最高じゃあ〜りませんか!
ライブなんか最高ですね。バンドネオンがメインに、スクラッチ担当や、ラップ担当や、ノートパソコン操ったり。
そして、女性ボーカルはクリスティーナ・ビラロンガ。
こんな感じで、例えばもっと抽象的にアルゼンチンの音響派に近づくとか、もっとメロディーをエロチックにはたまたメカニカルに発展させてジャズに近づくとか、そんなんも聴きたい感じです。
フィリップさんが良い事を行っています。
「どんなジャンルでも、音楽に心を開いてみよう。きみのソウルに流し込んでみよう。そしてbe happy。」
韓国に行くなら早く来日して下さいよ!
ゴタン、ゴタン、ゴタン、ゴタンゴ、タンゴ、タンゴ、タンゴ!!
p.s.
話は変わりますけど、NHKの芸術劇場でのアーノンクールのウィーンフィル、やっぱり最高ですね。行きたかったけど、とんでもない値段!どうせ見るなら一番良い席で見て、聴きたいですけど…
やっぱり借金してでも見たら良かったかも!!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント