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2006.07.15

グレイッシュで知的(Anja Garbarek)

震えるほど、クールで知的でカラフルです。

060715 Anja Garbarek / Smiling And Waving (2001)

とても知的な歌声です。ハスキー、ウィスパー、ファルセット、舌足らずで歌うときでも。
それぞれの曲でそれぞれの歌声が見事にサウンドと溶け合います。
弦楽奏と溶け合う声、ウッドベースと絡む声、ピアノと、ハープと、バスーンと、エレクトロニクスと、ホワイトノイズと。

アンビエントな湖面に広がる波紋。
波紋の一つ一つがグレイッシュな色に輝きます。刻々と変化していく音と時。
オーケストラを中心とした楽器やエレクトロニクスやホワイトノイズの色に。

「The Diver」はRobert Wyattとのデュオ。とても神秘的です。
シンメトリーを想起させる音。
Anja Garbarek とRobert Wyatt。
ウッドベースとピアノ。弦楽とホワイトノイズ。オーボエと弦楽。パーカッションとアンビエント。

「Big Mouth」の歌声なんかたまりません。エッチで。
リズムマシーンとの絡みも格好良くて。

多くのドラムはSteve Jansen、一部のエフエクト音はRichard Barbieri。

曲作りやアレンジに知性あふれる独特の感性のすばらしい作品です。
生楽器の色気(ホルンやウッドベースやバスーンやビオラやオーボエやフルートやハープやピアノ)に惹き付けられます。
そして、それらを引き立たせ、独自も輝くエレクトロニクス。そして、Anja の声の数々…

でも、全然ポップ性はありません。
アンビエントな現代音楽と云った感じです。

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コメント

入手されましたか。5年前のcdがよく入手でき
ましたね。私はこれと後1枚しか聴いたことが
ないのですが、新作も是非どこかで聞いてみよう
かと思います。

投稿: Cottonwoodhill | 2006.07.16 19:26

Cottonwoodhillさんのところで知ってから大分たちましたがやっと手に入りました。個性的で気に入りましたね。

投稿: モコマキ | 2006.07.16 23:40

モコマキさま、はじめまして。トラバを原則的な使い方しかしておりませんもので…先にご挨拶を頂戴していまい大変恐縮であります。Anjaさんの音楽、先のフィルム等を切欠にもっともっと多くの日本の方々に触れて頂きたい音ですよね。仰る通り、これは曖昧な凡庸ではなく素晴らしい「個性」だと思いますです。

投稿: swjpbo | 2006.08.08 02:11

swjpboさんコメントありがとうございます。
Anja Garbarekはもっといろんな方に聴いていただきたいです。そして、盛り上がって過去の作品も再発してほしいと思います。
それと Porcupine TreeとSteven Wilson共々あまり熱心に聴いていないので聴き直したいと思います。

投稿: モコマキ | 2006.08.09 00:07

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