« ピアノ(上原ひろみ) | トップページ | ピアノ3(Willhelm Backhaus) »

2006.02.14

ピアノ2(飛 浩隆)

彼の天才的なピアノの音に酔いしれました。

どこかで鞭が1打ちされ、堰止められた音が決壊する。ほかに言いようのない音の奔流。きりりと輝く音。しなやかなフレージング。強靭な指。そのコントロール。硬く収斂していながら、一音一音がまるで若木のようにしなやかで、それがつらなって「音の空間」がすくすく育って行く。とても強い、なにものにもたじろがない音。「ハンマークラフィーア・ソナタ」のアッサイ・ヴィヴァーチェを形作る…
ベートーベンのソナタのスフォルツァンドでも、バイエルでさえも…

そんなすばらしいピアニストに出会いました。

フーゴー・ヴォルフの歌伴もまたすばらしい。

060214 といっても小説です。

象られた力/飛 浩隆
より「デュオ」

専属の調律師が語る天才ピアニストの話です。

自称「棚ぼたSF作家」の今どきの若者向けの衝撃のSF作品です。

(本文中の表現は「デュオ」より引用しました。)

|

« ピアノ(上原ひろみ) | トップページ | ピアノ3(Willhelm Backhaus) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5108/8664215

この記事へのトラックバック一覧です: ピアノ2(飛 浩隆):

« ピアノ(上原ひろみ) | トップページ | ピアノ3(Willhelm Backhaus) »