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2006.01.23

犬(過去、そして昨日)

戌年に因んで。060123_1

昨日のテレビ、感動しました。犬ものには、とても弱いんです。

まだ幼稚園に入る前のやっと物心がついた様な頃。
ほとんど記憶はありませんが、犬を飼っていました。
雑種でシロとか名付けていたと思います。
なんでそうなったのか、なんでそんなことをしたのかわかりませんが、ある日、突然、保健所のトラックに連れて行かれてしまいました。まるで映画のカミーユ・クローデルのエンディングシーンみたいに…
その印象しか残っていないので、その時、泣き叫んだのかどうかはもうわかりません。

060123_2 それから私はずっと落ち込んでいたのでしょう。
ある日、父親が何処からか子犬を貰って来ました(確か貰ったと云っていた)。
マルチーズで、「ルル」と名付けました。
それからは一緒に遊んだり、散歩に連れて行ったりと、もう、よく遊びました。
鳥の骨が大好物だったので、晩ご飯が鳥の唐揚げや鳥料理だと、骨をねだって吠えまくっていました。

060123_3 でも何年も経つと、全然相手をしなくなってしまいました。
年中薄汚れたままで、えさを食べて寝るだけ。
たまに寄って行くと、寝転んでおしっこを漏らして喜んでいました。

中学生の頃、そんな現状に飽き飽きしたんでしょう。
ある日突然いなくなりました。紐が緩んでいたのか、どっかに行っちゃいました。
友達にも協力してもらって何日も何日も探しましたが、見つかりませんでした。
きっと犬好きの人に拾われて、幸せな余生を送った事でしょう。

そんな過去のトラウマかどうかわかりませんが、犬ものには、とても弱いんです。

昨日のテレビの話です。

060123_4 もう引退して、老犬ホームにいる元盲導犬。
何年か前まで、その犬を飼っていた目の不自由な人から電話があり、どうしてももう一度会ってみたいとの事。再開する話がまとまり、施設の人が、よく一緒に通った近所に郵便局まで車で行く。そこで車から降りて、元飼い主に電話していると、その犬が紐を引っ張る。どんどん勝手に歩いて行く。だんだん小走りになって、家の前に出て来ていた元飼い主の胸の中に飛び込む。

もう慟哭しちゃいました。
(そんな訳で昨日は書けませんでした。)

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