送るメロディー(Genesis)
一杯追悼しましたので、ここで安らかに旅立ってもらう為のアルバムです。
Genesis / A Trick Of The Tail(1976)
最初は現実をなかなか受け止められなくて取り乱します(Dance On A Volcano)。
いろんな思い出を巡らしながら安らかに送ります、と云う気持ちに、バンクスのビブラートのかかったシンセメロディーが幻想的に鳴り響きます。拡張高い合唱(Entangled)。
フィルの気高い声が、デュークスに通じるポップなリズムが、楽しかった思い出を蘇らせます(Squonk)。
フィルのとても慈愛に満ちた歌声。ピアノのアルペッジョはだんだんと旅立ちを予感させます。どんどんと天空の高見に昇って行く様です(Mad Man Moon)。
ちょっとおどけたりして明くるくストーリーは進んで行きます。最後の宴です。明るくも悲しい(Robbery, Assault And Battery)。
そして、いよいよ最後の別れ。フィルが最後の言葉を贈ります。ピアノのアルペッジョが感極まります。ハケットのギターが、シンセの音が走馬灯のように計算されつくした、作品全体をイメージするメロディを、思いを、奏でます。ラザフォードのフレーズも泣かせてくれます(Ripples)。
ショウ(式典)は終わりました。現実に戻る為のエンドロール(A Trick Of The Tail)。
アンコール。ショウ(式典)はつつがなく終わり、片付けも済みました。今日はありがとう。
また明日から前向きに一日を始めよう(Los Endos)。
P.S.
ちょっと強引な感想!?
でもこのアルバムもめっちゃ好きなんですよ!
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コメント
私も大好きなアルバムで、初めて出会ったGenesisです。
歌詞がカリグラフィーで読みにくく、内容が分からないのですが、悲しい歌詞だったのでしょうか。でも、ピーター・ガブリエルが居なくなって、気負いもあったでしょうね、良いアルバムです。
投稿: hello nico | 2005.07.15 00:10
Geneisはなぜか全然歌詞を把握していないからでたらめなんだけど!
投稿: もこまき | 2005.07.15 00:22