« ローテーション〜熊(GRANDADDY) | トップページ | AICS-5(バグ〜スレッド設定とインデント) »

2005.01.18

鉄を千年保たせます(白鷹幸伯)

050118_1鉄、千年のいのち/白鷹幸伯(草思社)

現代の大量生産で作られた洋釘は30年ほどで朽ち果ててしまうそうな…しかし、古代の和釘は、千年以上たっても、まだ再利用できる。それを教えてくれたのは、法隆寺や薬師寺の再建を手がけた西岡常一棟梁。聞いたのは、南海道伊豫國の野鍛冶の白鷹幸伯氏。もちろん鉄の素材が良くなければ千年持ちません。古代の鉄は「たたら」の技法で作られ、その鉄を使って折り返しの技法で作られます。高純度の鉄が必要になります。白鷹幸伯氏は数々の人の協力を得、西岡棟梁に励まされ、高純度の鉄を手に入れ、独自の技法にて挑戦しています。

そんな内容の本です。
この本には、50ページ以上も割いて、西岡棟梁から白鷹氏に宛てた手紙の画像が掲載されています。古代の人から届いたような、毛筆で書かれた流れるような文字。そして文章。う、う、美し〜い。

050118_3

050118_2西岡氏がなくなった後も、白鷹氏は和釘を作り続けています。
昨年は、奈良平城宮大極殿再建用天平型特殊大釘(高純度鉄)を鍛えました。1尺6寸5分長のものと1尺1寸のものです。
今年は、30年継続中の、薬師寺回廊再建用白鳳型和釘を打つそうです。
今年の年賀状に書いてました。

P.S.
白鷹氏の和釘は、ネットで買えますよ。

|

« ローテーション〜熊(GRANDADDY) | トップページ | AICS-5(バグ〜スレッド設定とインデント) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/5108/2618658

この記事へのトラックバック一覧です: 鉄を千年保たせます(白鷹幸伯):

« ローテーション〜熊(GRANDADDY) | トップページ | AICS-5(バグ〜スレッド設定とインデント) »