AFTER CRYING での J. Wetton、そして USA
Struggle for Life/After Crying (1999)
ギャラさえ払えば二つ返事でホイホイと何処にでも行くウェットンさん。ハンガリーのプログレバンドのライブにもゲストで呼ばれました。そして、「Starless (featuring John Wetton)」でベースとボーカルを担当しました。ここで聴けます。それで、これ本当にウェットンさん?最近の声は知らないから…よくわかりません?
ところで AFTER CRYING。MP3で10曲程拾いましたが、チャンバーロック風、大シンフォ、プログレハード、クラシックロックと何でもこなし、どれも超一流。けど私的にはすごすぎてちょっと!iTunesミュージックストアで売っているなら、Starless だけ買います。
それで「スターレス」と云えば、これ。
USA/King Crimson(1975)
どうして出だしのボーカルはそんなにためて歌うのか、この時点で手足が震えてくるよ。最初の静かなパートから次の展開に移る瞬間の、故意か偶然か半音のぶつかる音はなに?いやが上にも次の緊張感を先取りして心臓が弾けそうだよ。どうしてつぎからつぎからベースの音がそんなに変わるの。クライマックスまで音が変わる度に脳が揺れるよ。そして緊張感が爆発するギター。途中で弾く聞き慣れたメロディーは何だった?ブラフォードの全てを破壊するスネア。狂気じみたシンバル。曲が終わり、2分半も続く歓声。たとえ10分でもそのまま聴き続けているよ。
…
ところで「太陽と戦慄パート2」バイオリンソロ。これまた心臓が弾ける。オーバーダビングという事実は悲しいけど。
このソロに匹敵するのは、Anekdoten1stの「The Flow」のチェロソロ、そして、2nd「Nucleus」のチェロ全部だよ。
P.S.
ところで「スターレス」ライブテイクはこれ以外にあるの〜?
もう今日は興奮して他のコメントで来ません。
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コメント
初期で唯一、私が聴いてない『USA』だわ。
すご~く聴きたくてたまらなくなるような文章をお書きですね(笑)。明日はアルバム買いに行けないから、今度の休みにディスク・ユニオンに行こうかな。
取り合えずAnekdotenで我慢、ってさっきから偶然1stを聴いていたところです。
アウターリミッツのライヴでメロトロンを使った部分があって、Anekdotenを連想させました。
投稿: hello nico | 2004.08.30 00:28
スターレスのライブは、DGMで販売しているキング・クリムゾン・コレクターズ・クラブの No.10 と No.15 に入っています。どちらもブート音源ですけれど。あと、この頃のライブを集めたボックス「グレート・ディシーバー」にもはいっていました。こちらは廃盤で、近々曲を追加して6枚組で再リリース予定です。
「USA」のスターレスはボーナストラックですね。もとのLPには入っていなかった曲です。
投稿: taknom | 2004.08.30 08:04
taknomさん貴重な情報をありがとうございます。けど6枚組買うのは勇気がいるような。
hello nicoさん、まだ聴いていないの!
投稿: you's blog | 2004.08.31 00:23
前の4枚組も、6カ所くらいのライブ演奏を集めたものでした。今度のも、音源が増えるんでしょうね。私は迷わず買いますけれど。
投稿: taknom | 2004.08.31 23:26
清水の舞台から飛び降りる覚悟で買おうかな。
(やっぱり聴きたいな!)
投稿: you's blog | 2004.08.31 23:44