暗鬱
あるとき何かの切っ掛けで聴いた曲。メロトロンの存在感がすごい。今にもスピーカーから飛び出てきそうな圧倒的な不気味なリアルさ!
そんなアルバムを探し求めた、スウェーデンのバンド。アネクドテンの暗鬱。暗黒よりの、メタルよりの、プログレ。
ANEKDOTEN/VEMOD
メンバーは、バランス感覚抜群のドラマー、轟音陶酔のベーシスト、リフの魔術師のギタリスト、そして美人チェロ奏者。
まだまだこの人たち隠し持っているものがありそう。鋭利な研ぎすまされた刃物のような場面がもっと欲しかった。美人チェロ奏者のぶちぎれた狂気のソロがもっと欲しかった。それで、メロトロンは名脇役です。
美人チェロ奏者とその仲間達。
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コメント
カッコイイ!
特に1曲目がジャケットのイメージを裏切らない。こういう曲はヘッドフォンでボリュームを上げて聴きたいです。
オルタナティヴ、グランジ、ラウドロックじゃないの、と思ったら、4曲目が意外とメロウな曲。こういうところがプログレと言われる由縁なのでしょうか。
「ユーロ・プログレッシヴ・ロック」ガイド本を読みつつ書いてます。恐るべし北欧ロック。
投稿: hello nico | 2004.06.16 00:51
プログレらしい曲の「Sad Rain」が一番好き。
投稿: hello nico | 2004.06.17 00:14
私もこれ好きです。
イギリスのプログレにも独特の「暗い」雰囲気がありますが、北欧のはパワーのある底なしの暗さを感じます。やっぱり、一日中暗い気候のせいなんでしょうか...
(昨晩はココログのエラーでコメントできませんでしたが、今朝はどうかな?)
投稿: taknom | 2004.06.17 06:14
hello nicoさん、的確なレビューを有り難うございます。「sad rain」は日本盤にしか入っていないシンフォファン向けの曲ですね。
やっぱりクリムゾンファンのtaknomさんも聴いているんですね。
投稿: You's Blog | 2004.06.18 00:17